ユネスコは9月8日、5日から6日にかけてチリで開催された「ユネスコ世界ジオパーク・カウンシル」の審議の結果、伊豆半島ユネスコ世界ジオパークの再認定を発表しました。

伊豆半島ジオパークは2018年に初めてユネスコ世界ジオパークに認定され、2022年にも再認定されていました。

今回の再認定により、2029年12月まで、ユネスコ世界ジオパークとしての活動が認められた形です。

再認定決定の発表を受け、美しい伊豆創造センターの会長で伊豆市の菊地豊市長は「伊豆半島ジオパークがユネスコ世界ジオパークとして二度目の再認定を得たことを、大変喜ばしく思います。正式通知と助言が届くのは年明けになるようですが、『伊豆はひとつ』の象徴として、記念イベントを開催したいと考えています」とコメントしています。

また、ジオパーク担当理事で伊豆の国市の山下正行市長は「伊豆半島ユネスコ世界ジオパークの再認定が決定し、心より嬉しく思います。これは地域の関係者の皆様の御尽力の賜物です。今後も持続可能な観光や環境保護に努め、伊豆半島の魅力を国内外に広めていきます。引き続きご支援をお願い申し上げます」とコメントしました。

なお、日本国内で再認定を受けたのは、以下の4地域です。
▼伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク(静岡)
▼糸魚川ユネスコ世界ジオパーク(新潟)
▼島原半島ユネスコ世界ジオパーク(長崎)
▼隠岐ユネスコ世界ジオパーク(島根)