鹿児島市の去年1年間の119番通報のうち、火災や救急ではない緊急性のない通報は全体の16パーセントを占め、そのうち、いたずらや間違い電話は4000件近くに上ります。

取材中にも…
(通信指令員)「火事ですか、救急ですか」
(通報者)「違います」
(通信指令員)「もしもし、どうしました?」
(通報者)「…」
(通信指令員)「間違いですね」

(鹿児島市消防局 田中栄次 消防司令長)「これだけ(通報数が)多くなっているので、適正な119番通報をお願いしたい。119番通報をするときは、まずは落ち着くということを心がけて、こちらの質問に答えられるように通報してほしい」
119番の最前線。命をつなぐため、通信指令員は通報者の声に耳を傾けます。