北アルプスの槍沢で、下山中に転倒してけがをした大阪府の61歳の男性が、救助されました。

救助されたのは、大阪市北区に住む61歳の団体職員の男性です。

松本警察署によりますと、男性は、7日に標高およそ1820メートルの槍沢付近で転倒してけがをしたもので、山小屋に滞在して一夜明けた8日の午前5時半前に、自ら通報して救助を要請しました。

松本警察署の山岳遭難救助隊員や松本広域消防局の消防署員が出動し、山小屋で合流した後、一緒に下山して、午後2時前に救急隊に引き継ぎ、男性は、松本市内の病院に搬送されました。

男性は、左の足首をけがしている模様です。

男性は、3日に単独で松本市の上高地から入山し、7日は、槍ヶ岳から下山する途中でした。