9月に入りましたが、まだ真夏の延長線上です。きょう7日(日)は前日より多い約120地点で、最高気温が35℃以上の猛暑日となる見通しです。一方、前線が南下する影響で、東北を中心に警報級の大雨となるおそれがあります。

■9月でもまだ37℃予想
きょう7日(日)は二十四節気の白露です。朝晩は気温が下がり、露が白く輝くころとされています。ただ、まだ朝晩も気温は高く、最高気温は九州から東北南部の太平洋側の約120地点で35℃以上の猛暑日になりそうです。甲府・豊岡(兵庫)では37℃、福島・富山・名古屋・福岡などは36℃、東京都心は34℃まで上がるでしょう。真夏のような暑さとなるため、真夏と同じ熱中症対策を行ってお過ごしください。

【7日 各地の予想最高気温】
札幌 :27℃ 釧路:21℃
青森 :29℃ 盛岡:28℃
仙台 :34℃ 新潟:34℃
長野 :34℃ 金沢:35℃
名古屋:36℃ 東京:34℃
大阪 :35℃ 岡山:36℃
広島 :34℃ 松江:33℃
高知 :34℃ 福岡:36℃
鹿児島:35℃ 那覇:34℃

■東北中心に警報級大雨の可能性大
大陸方面からは低気圧や前線が近づいています。北海道は午前を中心に雨が降り、午後は日本海側の広い範囲でにわか雨がありそうです。特に夕方ごろから夜遅くは、東北では秋田県や山形県を中心に滝のような非常に激しい雨や雷雨となり、警報級の大雨となる可能性が高くなっています。暗い時間帯に大雨となるおそれがあるため、明るい内に安全な所に身を置いた方がいいでしょう。

■週明け以降も前線が日本付近に停滞
週明けあす8日(日)以降も日本海側は前線の影響で曇りや雨の日が多く、雨足が強まるおそれがあります。太平洋側はあさって9日(火)にかけて日ざしが届き、猛烈な残暑が続くでしょう。10日(水)ごろにかけては太平洋側でも曇りや雨となり、暑さは少しトーンダウンする見込みです。なお、13日(土)からは3連休という人が多いかもしれません。14日(日)から15日(月・祝)は晴れて、日ざしの暑さが戻るでしょう。