3候補に聞く「防災」
震災以降、いわき市では、2019年の台風19号や2年前の線状降水帯による大雨で大きな被害が出ました。また、今年7月には沿岸部に津波警報が出され、多くの人たちが避難をしました。繰り返される災害。「防災」をどう考えるのか、候補者たちに聞きました。
内田広之候補「市長就任後に、市役所の本庁の職員2000人規模で、すべて災害廃棄物とかボランティアセンターとか罹災とか、色々なものを割り振って2000人体制で行って、体制を作ったので、3日以内で今まで1か月以上かかっていた対応が3日以内で対応できるようになりました。だからそういった体制の中で振り返って反省すべき所もあるのでそういう体制を維持しながら災害に備えていきたいなと思っています」
宇佐美登候補「この前のカムチャツカのあの地震による津波の時、あの時も、県といわき市の情報系統・連携がうまくとれていなかったということを市の職員さんたち自体がおっしゃているんですね。ですからこういった所の対策をしっかりとやっていくというのが、まず、この津波・地震対策で必要だと思っています。きょうも実は色々な川のほとりを見ていましたが、雑草がぼうぼうで、やっぱりこれだとまた水があふれてしまうのではないか。本当に水害がゼロの街。そういったものを作っていけたらと思っています」
清水敏男候補「私が市長の時に危機管理部を作って、市役所の体制を強化しました。また、共助については防災士の養成講座を実施していわき市の防災士が非常に多くなっているので、そのみなさんと連携をして、常日頃から防災訓練・災害に備えることが大事だと思っている」