台風15号の接近に伴う大雨の影響で運転を見合わせていた東海道新幹線は、午後2時50分に、上り下りとも全線で運転を再開しました。

・5日午前、東海道新幹線は、豊橋駅―三河安城駅の間で規制値60ミリを超える雨が降り、上下線とも運転を見合わせました。

・午前11時半から順次運転を再開しましたが、約1時間後の午後0時半前には、再び静岡駅ー浜松駅間で規制値を超える雨となり、一時は1時間に133ミリの雨となって、2度目の運転見合わせ。東京ー新大阪間で運転を見合わせる時間帯もありました。

・午後2時50分から運転を再開していますが、2度に渡る見合わせのため、駅の表示には、「2時間以上の遅れ」と表示され、上り下りともダイヤが大幅に乱れています。

▼新大阪で出発を待つ人たちは

東京から大阪を訪れていた男性は、「おととい東京から来て、きのうは万博を楽しみ、帰ろうと思っていたら・・2時間くらい待っている」と残念な表情を見せていました。

また、大阪から宮城県仙台市まで、約5時間かけて新幹線で帰ろうとしていた女性は、「あす朝から仕事があり、台風なのでどうしようもないけれど、気持ちは焦ります」と話していました。