こちらは道路の陥没や土砂崩れで一時孤立状態になった姶良市の北山上集落です。

集落につながる県道は大規模に崩落していて、本格的な復旧にはまだ時間がかかりそうです。集落では災害復旧の測量が始まっていました。
集落を流れる川の氾濫で田んぼに大きな被害を受けた比知屋修治さん。川のそばの土手とともに比知屋さんが所有する田んぼは4割ほど流され大きな石や木が大量に残ったままでした。

Q.何の柵?
(比知屋修治さん)「イノシシよけ。みんなで一緒につけていった。(復旧までは)1年やそこらでは難しい」
豪雨から1か月、被害を受けたイネは力強く穂を伸ばしています。周りの助言もあり、比知屋さんは残ったイネを大切に育てることにしました。
(比知屋修治さん)「なるようにしかならない。(コメが)できた分だけは(収穫)できるようにしたい」
集落を流れる清流で作ったコメに比知屋さんは自信をもっています。

(比知屋修治さん)「結構おいしいと思う。水がきれいだからか、寒暖差があるのでそれもあるのか。(復旧に向けて)できたら頑張りたい」
