「見えないと感じないほど、いま幸せ」

かつて東西交易で栄えたシルクロードを走るマラソン。現地の視覚障害者も参加します。

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久保さんは参加者でただ1人の70代以上の部門に出場。フルマラソンを6時間55分で完走しました【画像⑮】。

表彰台では、キルギスの視覚障害者のランナーからも、大きな歓声を浴びました【画像⑯】。

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(久保瞳さん)
「いま『見えない』ってことが感じられないほど、本当に幸せを感じています。感謝します。生きていてよかった、色んな苦労があったけど、それを乗り越えてきたから今があるって」

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久保さんの姿は、訓練施設の生徒たちにも大きな刺激になりました。

(竹内昌彦さん)
「中途で見えなくなって、人生をやり直さなければならなくなった。そういう中で、彼女は走ることで本当に、人生を明るくて楽しくて面白いものにした。キルギスの視覚障害者たちも、聞いていろんなものを感じてくれるんじゃないかと」

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