サケのおいしい季節がやって来ました!札幌市の初セリでは、最高値を更新です。
1日解禁されたサケの定置網漁。
札幌市中央卸売市場には、日高地方で水揚げされた秋サケ約500匹が並びました。
今年は例年に比べ、大ぶりで脂のりも良く、ブランド鮭「銀聖」のメスは過去最高値の1キロあたり11万1134円。
いわゆるご祝儀価格で競り落とされました。
過去最高値で競り落とした 日の出本田水産 眞下治 次長
「漁師さんに頑張って獲ってたくさんとってもらえるよう期待を込めて」
競り落とされたサケは早ければ、2日には札幌市の鮮魚店などに並びます。
一方、気になるのが漁の見通しです。
日高の浦河港では2日朝、1.5トンほどのサケが水揚げされました。
丸十漁業 奥田宗一郎 代表
「去年の初日はほとんど魚がいなかったので、去年に比べ、期待が持てる数字だった。(けさは)去年に比べれば10倍くらい取れている。前向きにいい結果を残せるよう頑張っていきたい」
好スタートを切った秋サケ漁ですが、道立総合研究機構によりますと、2025年の北海道内への来遊数は約1100万匹で2024年の6割程度にとどまる見込みです。