県中山間地域研究センターによる、駆除を行ったとしても農作物を食べているサルの群れは栄養状態が良く出産率が高いためか数が減らないことも分かってきていて、人里に近付かせず効果的に山へ追い払う方法が求められるようになりました。

そこで川本町が今年6月導入したのが、兵庫県のNPO法人が開発した「サルイチ」という、サルの位置を検知するシステムです。

取材したこの日の反応は・・・。

川本町産業振興課 有害鳥獣対策係 宮田圭三さん
「雨で、麓まで降りて来ないんだと思います。100メートル、50メーター圏ですかね。(Qきょうは走り回ってみましたけど100メートル以内には近付けなかったという?)そうですね」

サルは、全体の3割がメスであとは子どもという母系社会の群れを作ります。
平均40頭程度といい、サルイチはその内、1頭のメスに電波発信機の首輪を着けて放し、その位置を探ることで群れ全体の動きを知る仕組みです。