バスケットボール・ウインターカップの鳥取県予選が行われ、鳥取城北高校が男女で優勝を果たしました。
今大会、男子には3つの出場枠が与えられていて、残りの2枠をかけた争いにも注目が集まりました。
鳥取市で行われた「Softbank ウインターカップ2025」の鳥取県予選会。
男子は鳥取城北、米子東、米子北、米子松蔭の4チームが勝ち上がり2日と3日、総当たりの決勝リーグが行われました。
今回のウインターカップは、今年の中国大会とインターハイで鳥取城北が優勝したため、鳥取県には通常の出場枠に加え、さらに2つの出場枠が与えられています。
2日は各チーム2試合ずつ行い、鳥取城北と米子松蔭が2勝したため、この時点でこの2チームのウインターカップ出場が決まりました。
記者 安松裕一
「決勝リーグ2日目。これから始まる米子東と米子北の一戦、勝った方がウインターカップの出場が決まります」
両チーム、初のウインターカップ出場がかかる緊張からか、序盤は固さがみられましたがまずリズムをつかんだのは米子東。
頻繁に選手を交代させ終始、厳しいディフェンスを展開、そこから速攻などにつなげ主導権を握ります。
対する米子北は17番瀬戸のスリーポイント、22番安部の個人技などで対抗します。
こうした中、着実に得点を重ね前半で30点以上の差をつけた米子東、後半もディフェンスの強度を保ちいいリズムでどの選手もまんべんなく得点していきます。
最終クォーター、米子北も粘りを見せますが安定した戦いを見せた米子東が86 対 52で勝利し、うれしいウインターカップ初出場を決めました。
米子東 上野隼汰 キャプテン
「ウインターカップ出場は去年の3年生の目標でもあったので、3年生が応援してくれてる中で本戦出場を勝ち取れたのはすごい最高の気分です。みなさんの応援を力にして自分たちの米東バスケを全国に見せつけたいと思います」
米子東 田中竜 コーチ
「県立学校もバスケット一生懸命やってるよ、そういうプレーを見せれたらうれしいと思いますので、これからもっともっとプレーの磨きをかけて本戦に挑みたいと思います」
続く鳥取城北と米子松蔭の試合は、128 対 54で鳥取城北が勝利し7年連続の優勝を飾りました。インターハイに続きウインターカップでも頂点を目指します。
鳥取城北 新美鯉星 キャプテン
「自分たちのバスケットスタイルである固く守ってアウトナンバーを攻めるというバスケで優勝出来たら一番いいと思います」
準優勝の米子松蔭はウインターカップ初出場。ディフェンスに磨きをかけ本戦までさらなる成長を誓います。
米子松蔭 中井脩太 キャプテン
「初出場なので本当にうれしく思っています。ディフェンスをハードにやっていこうというところだったんですけど、城北には手も足も出ない状態だったので、そこを改善して全国につなげていきたい」
一方、女子は鳥取城北が倉吉北を破り5年連続の優勝、6回目のウインターカップ出場を決めました。
鳥取県勢の活躍に注目のウインターカップは、12月23日から東京で行われます。
  













