2011年3月11日東日本大震災による津波が沿岸部を襲いました。

陸前高田市の中心市街地はほとんどの家屋が流出。
国の名勝「高田松原」も全長2キロの砂浜とおよそ7万本のマツが流出しました。
この震災で、岩手県では関連死を含めて5146人が死亡1107人が行方不明となっています。

高田松原は官民が連携して再生工事が行われ、2021年に海水浴場が復活。

およそ8メートルかさ上げされた陸前高田市の中心市街地では、およそ900年前から受け継がれる伝統行事「けんか七夕祭り」がことしも勇壮に繰り広げられました。
テレビ開局から66年。

これまで伝えてきた人々の暮らしや産業の発展、文化の継承そして災害や復興の記録はどれも今の私たちに関わるものです。

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