「タックルして気絶させようとした」

■弁護人:「犯行当日は、被害者の家に旦那さん(大塚さん)がいたらタックルして気絶させ、結束バンドで縛ろうと思っていたのか」
■佐藤被告:「はい」
■弁護人:「そんな簡単に気絶すると?」
■佐藤被告:「その時はそう思った」

■弁護人:「これまで暴力で気絶させたり、タックルしたことは?」
■佐藤被告:「ない」
■弁護人:「もみあいになって意識がとんでいたと言っていたが、意識が戻った時はどんな様子だった」
■佐藤被告:「旦那さん(大塚さん)は玄関に倒れていて、自分は玄関に立っていた」
■弁護人:「それを見てどう思った?」
■佐藤被告:「旦那さんが息をしていない、亡くなってしまったと思った」

■弁護人:「倒れた被害者を見てどうした」
■佐藤被告:「さらに過ちを考えた。2階や1階に金がないか探して、1階の和室にあったカバンに大金が入っているのを見つけた」