青森県内は、青森で35.2℃の「猛暑日」となるなど厳しい暑さとなりました。
一方で、津軽では明日27日夕方までに多い所で150ミリの降水量が予想されていて、土砂災害への厳重な警戒が必要です。
2025年5度目の「熱中症警戒アラート」が発表された26日の県内。
河村庸市 キャスター
「午後3時の青森市です。アスファルトからの照り返しと蒸し暑さを、この時間も感じます。温度計は32度と表示されています」
青森市では午後1時前に35.2℃を観測し、2025年で2度目の「猛暑日」となりました。
青森市民は
「自分は暑がりで汗かきなのでハンカチを必ず持っていなきゃ。暑いシャワーを浴びている感じ。最悪。本当は外に出たくない」
「ねぶたが終われば、秋風が吹いてさびしくなるが、全然違いますね今年は」
このほか、弘前で34.8℃、五所川原で34.6℃など、19の観測地点で30℃以上の「真夏日」となりました。
33.7℃まで上がった八戸市の小中学校は、まだ夏休み中で、子どもたちが涼を求めてプールに集まっていました。
子どもは
Q.プールに入ってどう?
「気持ちいい」
「どちらかといえば少し冷たい。(熱中症対策で)ちょくちょく休憩したり何か食べたりしている」
県内では、熱中症やその疑いで6人が病院に運ばれました。
一方で、県内はこのあと天候が急変します。
今後予想される雨雲の動きを見ると、津軽では黄色で示された1時間に10~20ミリのやや強い雨をもたらす雨雲が、明日27日正午にかけて県内を覆っています。
明日27日午後6時までの24時間降水量は、多い所で津軽で150ミリ、下北と三八上北で100ミリと予想されています。
津軽では土砂災害への厳重な警戒とともに、低い土地の浸水などに警戒が必要です。