台風12号による記録的な大雨からきょうで5日です。被害をうけた地域では、災害ごみや感染症など新たな懸念も出始めています。

台風による大雨で、鹿児島県の南さつま市加世田内山田では72棟が浸水被害を受けました。

きょう26日は指宿市・開聞中学校のサッカー部の生徒がボランティアに参加し、被害を受けた住宅から水に浸かった畳やイスなどを運び出す作業を手伝っていました。

(開聞中3年)「助けたいという思いが一番強い。早い復旧を願っています」

(住民)「一人じゃ手が回らない。ありがたいです」

南さつま市の処理施設には通常の5倍以上の粗大ごみが運び込まれていて、災害ごみのリサイクル料に関しては市が負担するということです。