同期・達と同じ舞台に立つために―

9月1日に開幕する秋のリーグ戦に向け、「何か自分の長所を生み出したいと思っています。ストレートは155キロを超えて、これを投げたら三振を取れるという絶対的な変化球を身につけたい。」と新たな武器の習得に励んできた赤木。「秋のリーグ戦で優勝し、関西第一代表をとって、神宮大会でも優勝すること。そして、自分も達と同じNPBのマウンドに立ちたいと思うし、達と投げ合いたいという気持ちも強いです」と目標を語った。

全国制覇、そして達と同じ舞台に立つために――。赤木は全力で投球できる喜びを感じながら、今日もマウンドで腕を振る。

◆赤木晴哉(あかぎ・せいや)
2003年10月5日生まれ 大阪府堺市出身 190㎝86㎏ 右投右打
三原台中(大阪狭山ボーイズ)~天理高。
天理高時代、公式戦の登板は3年春の奈良県大会2試合のみ。
達孝太とは今でも連絡を取り合い、年末年始には自主トレも共にしている。
佛教大では、リーグ戦通算15勝(3敗)。MVP1回(4年春)、最優秀投手1回(3年秋)、ベストナイン2回(2年秋、3年秋)。秋のリーグ戦で通算20勝到達も目標としている。趣味はサウナ。

◆取材・文 金山泉(かなやまいずみ)
MBSアナウンサー。1982年6月5日生、新潟県上越市出身。 
野球とB’zをこよなく愛する。
投手として首都大学リーグ2部で通算11勝(8敗)をマークした。

【野球サイコー!取材後記】
高校時代は腰痛で満足いくボールを投げることができなかった赤木。でもその3年間は「無駄じゃない」。大学4年間で「全てを取り返して見せりゃいいじゃない」。この秋にきっと待っている「EPIC DAY」。

※「無駄じゃない」「全てを取り返して見せりゃいいじゃない」…B’z「EPIC DAY」の歌詞