秋葉さんが「切り絵の地図」を作り始めたのは、8年前。

秋葉愛加さん:「東京スカイツリーにのぼって上から見た景色が、細かい模様というかチョウチョの羽とか、何というかレース模様というかに見えて、地図って切り絵にできるんじゃないと思って。切っててだんだん街が見えてくるっていうのが面白くって」

そこから200以上の場所を、切り絵にしてきました。

2年前、夫の転勤に伴って県外から松本に移住し、今回の個展では信州の地図も多く並びます。


秋葉愛加さん:「ここが長野駅ですね。で、ここ一番奥が善光寺で。これ見たときに私ぱっと思い出すのは、娘がもう善光寺に向かってこう走って、坂を駆け上っていく姿が目に、思い出すんですね。地図見たときに、何か人それぞれ思い出すことが違うと思うんですけど、写真とか絵を描くとは違うその思い出のとっておき方かなと思ってて」


ふだん見ている街の違った表情も感じられる、切り絵の地図。作品展は、30日まで開かれています。