“秋の味覚”もピンチ 猛暑でぶどうも色づかず?

暑さの影響は“秋の味覚”にも。千葉県松戸市の「加藤ぶどう園」。

加藤ぶどう園 加藤正芳 園主
「まだ赤らんでいる途中」

本来は旬を迎え、深い紫色に染まるはずの巨峰。しかし、所々青みを残す実も見られます。

加藤ぶどう園 加藤正芳 園主
「紫系の品種は夜に23℃程度の涼しさにならないと着色が進まない。昼間が毎日35℃超えという状況なので、真っ黒になるのはなかなか難しい」

ぶどうの色づきには涼しい夜の気温が欠かせません。ところが、熱帯夜が続き、その条件が整わないといいます。

加藤ぶどう園 加藤正芳 園主
「青い状態だと、ぶどうは商品として使えないかもしれないので、その部分はジャム等の加工品に。ここ(加工用)の量が多いと100万円単位で損害になる」