鹿児島中央駅西口の利活用について提言がまとまりました。
県の検討会できょう25日、バスの駐車スペースや緑地などを整備することが望ましいとする提言書が承認されました。
鹿児島中央駅西口の県工業試験場跡地を巡っては、2007年に県やJR九州などが「陸の玄関口にふさわしい都市機能を備える」方針を示しましたが、現在は白紙の状態です。

跡地の利活用について話し合う4回目の県の検討委員会が25日開かれ、これまでの議論や意見を踏まえて、駅周辺で不足するバスの駐車スペースや、緑地などの多目的オープンスペースなどを、県有地のまま整備することが望ましいとする提言書案が県から示され、全会一致で承認されました。
(検討委員会委員長 井上佳朗鹿児島大学名誉教授)「鹿児島県の未来、将来に投資するという視点、これがやはり重要だった。具体的な案を、県には期待したい」
提言書は知事に提出され、その後、県が具体的な整備について検討します。














