バレーボール女子日本代表が23日のカメルーン戦に向け、日本時間22日にタイの練習会場で最終調整を行った。ハイセットやレセプション、ディグやサーブなど丁寧に確認しつつ、選手・スタッフ全員が声をかけあい集中した様子で練習に臨んだ。

15年前に世界バレーで銅メダルを獲得した際のメンバーだった迫田さおりさん(37)がキャプテンの石川真佑(25)とセッターの関菜々巳(26)にインタビューした。

石川キャプテン「苦しいときこそ全員で仕掛ける」

迫田さん:いよいよ初戦ですが緊張していますか?

石川選手:
緊張はしてないですけど今は、でも試合を通して楽しみなところはあります。

迫田さん:どんな世界バレーにしたいなとかありますか?

石川選手:
シーズンとしては1年目ですけど、今まで経験としてやってきているものをしっかり出し切っていきたいなというふうには思っているので、一戦一戦集中して入っていきたいなと思っています。

迫田さん:
その中でも初戦って本当に大事になるじゃないですか?この初戦のカメルーン戦、どういうふうに戦っていきたいという石川選手のイメージってあったりします?

石川選手:
カメルーンとやったこともないので、どういうふうにやってくるか正直わからないところはあるんですけど、でもイメージとしては乗せてしまうと勢いで来るチームなのかなっていうふうには思っているので、相手に対してどう対応していくかっていうよりも、しっかり自分たちにフォーカスしていくことがすごく大事だなと思っているので、もったいない1点だったりとか自分たちから出すミスっていうのは減らしていくことはすごく大事かなと思っています。

迫田さん:
なにかチームで、こういうことやっていこうねっていうような決まりというか話したりしていますか?

石川選手:
ネーションズリーグ(VNL)のときから4枚しっかり攻撃していくっていうところと、苦しいときに単体になってしまうのでそういうときこそしっかり全員で仕掛けるっていうのはVNLを通してもありましたし、負けた試合でもそこが少し欠けていた部分でもあったのでそこが課題でもあったので、そういったところを相手がどこであってもそこはしっかり全員で攻めていければ良いかなと思っています。

迫田さん:初戦の意気込みをぜひ教えてください。

石川選手:
世界バレーの初戦、すごく入りが大事になってくると思うので、チームの雰囲気だったりとか出だしから自分たちの良さっていうのを全員が出していけるように、全員が自信をもってプレーできる試合にしていけたらいいなと思います。