60メートル先の的を狙う遠的弓道の高校日本一を決める大会が福岡県久留米市で開かれています。

23日と24日の2日間の日程で開催される「紫灘旗 全国高校遠的弓道大会」には全国の予選を勝ち抜いた77校299人が参加しています。

遠的弓道は、60メートル離れた場所に設置された直径1メートルの的を射貫く競技です。

一般的な弓道競技に比べ2倍以上の距離があるため、風など天候の影響を受けやすく、高度な技術と精神力が求められます。

選手たちは静寂に包まれる会場で集中力を高めながら弓を引いていました。

この大会は、弓の名手だった幕末の志士・真木和泉が久留米市にある水天宮の宮司であったことから、毎年、久留米市で開催されています。