フェンシングのエペ競技で若手選手が競う「加納虹輝杯」が22日、山口県岩国市で始まりました。

大会は東京オリンピックで金メダルを獲得した、岩国工業高校出身の加納虹輝選手に続く選手を育てようと開かれています。

出場するのは13歳以上、20歳未満の若手選手です。日本以外にも台湾やオーストラリアイギリス、シンガポールなど8つの国と地域から372人がエントリーしました。

加納選手の活躍もあって出場選手も年々増え、海外の選手と経験を積める貴重な機会になっています。

岩国工業高校 高井秀 選手
「加納先輩の母校の自分がいい成績取れるとうれしいなと思います」

佐賀から出場の選手(中1)
「強い選手がいたり、その中で自分がどんな技をしたり、どんな駆け引きをしたらいいのかっていうのを学びながら戦うことができました」

佐賀から出場の選手(高1)
「フェンシング始めたてなので、加納虹輝さんがいるってこと自体つい最近知ったんです。加納虹輝さんにもいつか勝てるようになりたいです」

加納虹輝 選手
「子どもたちが出場してよかったと思ってもらえるような大会になったらいいなと思ってます。そして大会もよかったし、岩国もよかったよねとそんなふうに言ってもらえるような大会にしたいと思ってます」

大会は24日までで、最終日の午後2時からは加納選手と日本代表の浅海聖哉選手のエキシビションマッチが行われます。