そして迎えた甲子園。待ちわびた憧れの舞台で、拓斗さんたち沖縄尚学の選手は躍動を見せます。
目指してきた、学校通算の甲子園30勝、そして初の夏の甲子園ベスト4。快進撃は、続きました。

母・奈津美さん(山梨学院戦に勝利して)
「最高です。素晴らしいです。やってくれましたね」
(拓斗君に一言声をかけるとしたら?)
「そうですね、最後まで思い切り頑張れ!優勝するぞ!!」

眞喜志拓斗主将
「ずっと支えてくれて、育ててくれてありがとう、という気持ちが一番強いです」
「日本一長い夏にすることは出来たんですけど、ここから日本一最高な夏にするためには絶対優勝するしかないと思っているので」
「自分が日本一をとって、喜んでいる姿を見せたいと思います」
悲願の初優勝まで、あと一つ。支えてくれた、母への感謝の思いを胸に。
決勝戦で、最高のエンディングを描こうと、心に決めています。

決勝戦が行われる23日は母・奈津美さんの誕生日でもあります。眞喜志キャプテンは「最高の結果で特別な1日をお祝いしたい」と意気込んでいました。
深紅の大優勝旗まであと1つ。沖縄尚学は、西東京代表・日大三高と対戦します。