“進化系”インスタントハウス 1日乾かすと…

さて、お菓子のかけらから作ったインスタントハウスの素材。1日乾かした状態のもの見せてもらうと…

(桜沢)「結構硬い」
(北川教授)「硬いし軽い。軽いというのが断熱性能がある証拠で、もうちょっと断熱性能が欲しければ、また(布などを)足していく。その土地、風土にあわせて作っていく」

これに石灰を薄く塗れば、防水や防虫対策ができるほか、布や古着を重ねれば、能登半島の被災地に届けたものと同等の強度も実現できるそうです。

(北川教授)
「いわゆる廃棄物だけで家ができるようになれば値段も下げられるし、もっと簡単に作れる。もっと身の回りにあるもので家を作れる世界にしていきたい」

「多くの人に喜んで欲しい」という北川教授の思いが込められた「強くて軽い」、新しいインスタントハウス。今年11月頃の実用化を目指しています。