ヒントは…実家の老舗和菓子店
北川教授がフードロスに注目するようになったのは、自身のルーツも関係していました。
(北川教授)
「ただいまー」
出迎えてくれたのは、父・玉一さん。北川教授の実家は、名古屋市北区で60年の歴史をもつ和菓子店「尾張菓子 きた川」で、名物の「へそくり餅」は、藤井聡太七冠が「勝負おやつ」に選んだことで一躍有名になりました。


(桜沢)
「おいしい、とろとろフワフワ。空気がいっぱい入ってるのが分かります」
空気をたっぷり含んだフワフワの食感が特徴の「へそくり餅」。空気を使うことは風船や、600枚の新聞紙を貼り合わせるなどした初期のインスタントハウスのアイディアに繋がったそうです。
(北川教授)
「ここの店はびっくりするくらいフードロスが少ない。難民キャンプや被災地は結構フードロスが出る。それを有効活用できないかなと。子どもたちが自分たちで家を作ることができれば(フードロスの)有効利用だし、地球環境にすごくいい」