先月(11月)、日本にある宿泊施設に泊まった中国人はのべ195万人で、前の月と比べ53万人ほど減ったことがわかりました。

観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によりますと、先月、日本にある宿泊施設に泊まった中国人の数は、のべおよそ195万人でした。

この数字は速報値のため、今後、変動がありますが、10月はのべ247万8800人(2次速報値)だったため、前の月と比べるとおよそ53万人減りました。また、前の年の同じ月と比べても、およそ1%ほど減りました。

先月の高市総理の台湾有事に関する答弁をめぐり、中国側が日本への渡航自粛を呼びかけていることなどが影響しているということです。

一方、外国人全体でみると、先月の1次速報値はのべ1520万人で、前の年の同じ月と比べおよそ1%増え、11月としては過去最高を記録しました。