自民党富山県連は7月の参院選敗北を受け、地域支部との意見交換会を開きました。意見交換会では旧来の選挙手法への反省や、「政治とカネ」の問題などで積もった党への不信など、敗因を巡り様々な意見が出されました。

意見交換会は自民党県連が参院選富山選挙区での公認候補の敗北を受けて企画したもので、県内に34ある地域支部を7つのブロックに分けて2日間で行われます。初日は県西部の3か所(砺波・高岡・射水)で開催しました。
自民党富山県連 米原蕃会長代行
「同じことを繰り返しやって、新しい対策はほとんど…状況が変わったにも関わらず、そのことが少し疎かになっていたのではないかなということが今回の大きな反省点ではないかと…」

7月の参院選で自民党県連は強固な保守地盤と組織力を生した選挙戦を展開しましたが、公認候補の堂故茂氏は野党の新人候補に僅差で敗れました。
冒頭のみ公開された意見交換会では、各地域支部の支部長や幹事長らから「自民党の組織型選挙をもう1度考えないといけない」という意見や「物価高対策などについて明確な党の方針を打ち出しきれていなかった」といった反省点などが出たということです。

自民党富山県連 宮本光明幹事長
「政治とカネの問題を含めたり、富山第一選挙区の問題があったり、氷見の市連の問題があったり…自民党がそういった問題に本当にしっかりとけじめをつけて、やってきたのかということが積もり積もってこの選挙結果になったのではないかという意見も大変多く出ていた」
県連は9月に職域支部との意見交換会も開くことにしています。














