「起こりうる災害への備えを」震災学習プログラムで修学旅行を誘致

県などは、県外の子供たちが能登半島地震の被災地を訪れ、今後起こりうる災害に備えてもらおうと「震災学習プログラム」を進めていて、19日から、修学旅行の誘致を目的とした初のモニターツアーが2泊3日の日程で始まりました。

初日は、珠洲市の観光地や宿泊施設などを訪れ、蛸島町にある「珠洲ビーチホテル」では、従業員や市の職員から地震が起きたときのホテルの対応について説明を受けていました。

プログラムでは、段ボールベッドや備蓄品などの実物を見ながら、避難所での生活を学びます。

珠洲ビーチホテル・田畑行輝マネージャー「僕たちも被災しているのでスタッフ一人で回していた。一つの部屋に3、4人が電気もない中とりあえず寝る拠点としての役割を果たしていた」