19日午後11時すぎ九州各地で、火球とみられる現象が観測されました。
火球とは流星の中でも特に明るいもので、専門家は「めったに見られない現象」と話しています。

福岡空港に設置されたRKBの情報カメラにはオレンジ色の丸い光が下に向かって流れる様子が映っていました。
また、佐賀空港のカメラでも青白く強い光が広がる様子が記録されていました。
火球は今年6月にも福岡などで観測されていますが、今回はその時よりも大きかったと見られています。
九州各地で相次いで観測された今回の火球について、専門家、春日市・星の館の天文指導員、坂井琢成さんは「これほど明るいということは大きめの隕石だった可能性がある。もし陸地に落下していたら大騒ぎになっていたでしょうから、海に落ちたのかもしれない」と話しています。














