こちらは第二次世界大戦中に作られた紙芝居です。当時の「ニューメディア」だった紙芝居には、戦意高揚のために利用された歴史があります。


清泉大学短期大学部 塚原成幸教授:「桃太郎。むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」

清泉大学短期大学部・教授の塚原成幸さん。

「紙芝居の魅力としては直接観客の方と向き合いながら、対面的なコミュニケーションができるっていうのが一番の楽しさかなというふうに思いますね」


塚原さんは保育士や幼稚園の先生を目指す学生を教えながら、県内で紙芝居の活動を行っています。

「(紙芝居の)絵自体は平らな状態なんですけども、演じ方次第によってはすごく迫力を感じてもらえるというところが演者冥利につきる」