全国にあって、ほとんどが“入場無料”で楽しめる「大学博物館」企画第3弾は、ゲームセンター感覚で最新技術を学べたり、東大の研究員気分が味わえる2つです。

「ゲームセンター感覚」で最先端技術を体験

「スゴイ。大っきいロボットが展示されています」

人気アニメ「マクロス」シリーズに登場した変形ロボットを、実物大でリアルに再現したものや、小惑星の探査に成功した「はやぶさ2」の実物大模型などが展示されているのは、『千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス』。

東京スカイツリーのふもと「東京ソラマチ」(東京・墨田区)の8階にあって、全国にある大学博物館を15年以上取材してきた大坪さんもおススメの博物館です。

大学博物館ライター・大坪 覚さん:
“ゲームセンター感覚”というか、“最先端の技術”プラス子どもたちが“ワクワクするメカ”とかがある」

他にも、2016年の熊本地震や福島第一原発の廃炉調査でも活躍して話題になった
レスキューロボットも展示。
戦車のようなベルト状の車輪が本体のロボットで、四隅には腕のように稼働するベルトもついていて階段を上り下りする様子も見られます。

『千葉工業大学』常務理事・前田修作さん:
「理科離れなど昨今色々言われている中で、『なんか難しいかな』というよりは生で見てもらう。“最先端”の今私達が携わっている内容を見て体験してもらえれば」

“体験できる科学技術”の中でも人気なのは…

THE TIME,マーケティング部 新名真愛部員:
「お子さんが画面をタップしています。え!? 花火が打ち上がった」

手元のタブレットで、色や形の違う花火を選んで組み合わせると、幅15メートルの巨大スクリーンにオリジナル花火が打ちあがるというもの。
実際の花火大会でもこのようなプログラミング技術が使われていることを、遊びながら学ぶことができます。

さらには、「車いすレース」を体験できる装置では、コースのアップダウンによって車輪の重さが変わるのを感じながら、トップレーサーとのデータ対戦などを楽しむことができます。