地震と豪雨で大きな被害を受けた石川県輪島市町野町の曽々木地区で総漆塗りの豪華なキリコが練り歩く、伝統の「曽々木大祭」が16日開かれました。
いまも多くの住民が避難生活を続ける中、ことしも県外から大勢のボランティアが訪れ復興を願う祭りを盛り上げました。
輪島市町野町の曽々木地区にバスで訪れたのは兵庫県神戸市のボランティアたち。
NPO法人の阪神淡路大震災「1・17希望の灯り」が参加を募った中学生から社会人までのおよそ80人がボランティアとして参加し、「曽々木大祭」で住民たちと一緒にキリコを担ぎます。

能登でボランティアをしている西出梨乃さん「去年、お祭りが地震の影響でできないかも知れないという話を現地の人から聞いて、それだったらお手伝いしたいなというので(来た)」
中学生「楽しみ半分、あとは若干緊張半分という感じです。」
大学生「神戸で(地震が)起こった時に助けてもらっているとかあるんで、そういう意味ではこういう機会があれば、どんどん参加していく若者は増えていくべきなんじゃないかと思う」