明治安田J2リーグ、モンテディオ山形はおとといホームでいわきと対戦し、リーグ戦では3か月ぶりとなるホームでの勝利を果たしました。

お盆期間の終盤、NDソフトスタジアム山形は1万人以上のサポーターで埋め尽くされました。黒と青のユニフォームのモンテディオ山形は大勢のサポーターの声援を背にホームでいわきに挑みます。

しかし、試合は前半、立ち上がりからいわきが攻める展開に。

前半7分、いわきにヘディングでゴールを狙われますが、ここはキーパー、トーマスのナイスセーブでしのぎます。

その後もモンテディオはいわきの攻撃に耐える時間が続きます。

前半26分、中村が右サイドから出したクロスに反応したのは坂本!ペナルティエリア中央からヘディングでゴールを狙いますがいわきのディフェンス陣に阻まれてしまいます。

この後は、一進一退の攻防が続きスコアレスで試合を折り返します。

後半になると攻撃に一段と力が入ったモンテディオ。後半12分には、野嶽がペナルティエリア手前からシュート。

さらにその3分後、土居が出したスルーパスに、川井が反応し抜け出してゴールを狙います。

その後もなかなかいわきの守備を崩すことができないモンテディオですが後半42分、氣田が出したスルーパスに反応して抜け出した高橋が左足でゴールを決め、ついに先制点をあげます。

この一点を守り切りったモンテディオ。リーグのホーム戦では3か月ぶり。横内監督就任後のリーグホーム戦として初の勝利を飾りました。

横内昭展 監督「ファンサポーターには本当にお待たせしたホームでのリーグ戦勝利になった。この勝利を次のゲームから続けていかなければいけないなと思う。失点が無かったのはうれしいが一喜一憂することなくまた見直して、選手と突き詰めていきたいなと思う」

高橋潤哉 選手「自分が決めるための状況が整ったという思いを持っていたので、最後に自分が決めると思って入りました。(ゴールを決めた)あの瞬間はいつも最高だなと思う」

モンテディオ山形の通算成績は8勝5引き分け13敗で14位に浮上。次は23日、アウェーで徳島と対戦します。