おととい、北海道知床半島の羅臼岳で男性がヒグマに襲われ死亡した事故を受け、地元では夏の観光に影響が出ています。

観光名所として知られる斜里町の知床五湖や知床連山にむかう登山道は、きょうも閉鎖されています。

観光客
「機会があれば行ってみたいと思っていたので、行けないのは残念」
「どこでクマが出るかわからないから、ちょっと怖い」

羅臼岳では、おととい登山をしていた東京の会社員・曽田圭亮さん(26)がヒグマに襲われ、死亡。現場付近では、親子のヒグマあわせて3頭が駆除されました。

北海道立総合研究機構は駆除されたヒグマのDNAを分析し、男性を襲った個体かどうか調べることにしています。