「令和の米騒動」で注目が高まっていることしのコメの収獲。県内では、富山米の早生品種(わせひんしゅ)、「てんたかく」の収穫が始まっています。

富山市の稲代地区には、早くも稲刈りのシーズンが到来。15日収穫されていたのは富山米の早生品種「てんたかく」です。

コメ農家の盛安優太さんと妻の麻利子さんはあわせて3ヘクタールの農地で「てんたかく」を育ててきました。

コメ生産者 盛安優太さん
「(稲刈りを迎えて)毎日寝れないぐらいワクワクして」「誰よりも早く稲刈ってやろうと」

妻・麻利子さん
「毎年大変です、この時期は」

盛安さんは、15日までにおよそ13トン分の「てんたかく」の新米を収獲。例年以上の猛暑や今月7日に発生した大雨などで収量や品質への影響を心配していました。

コメ生産者 盛安優太さん
「納得の仕上がりっていうか。去年よりはいいですね」「去年よりも(粒が)ちょっと大きいかな」

盛安さんによりますと「てんたかく」は高温に強く猛暑でも順調に育ちことしは、より甘みが感じられるコメに仕上がったということです。

コメ生産者 盛安優太さん
「4月から田植えして4か月間、毎日心配心配で、収穫出来ていいおコメ獲れたから本当ホッとしています」

盛安さんの農地では、9月10日ごろには主力品種のコシヒカリの稲刈りを始める予定です。