シリーズ「昭和からのメッセージ」。あす8月15日は終戦の日です。

太平洋戦争末期に十島村の中之島に教員として赴任した男性が書いた本があります。戦時中の十島村を伝える貴重な記録から平和について考えます。

戦時中の中之島で、ある男性が描いたスケッチ。描かれているのは、特攻兵です。

奄美市に暮らす宮山紘一さん(86)。

徳之島出身の宮山さんは、昭和18年、4歳の時、教員だった父親の転勤で中之島に移ります。翌年には祖父母も疎開させることになりました。

しかし、疎開するのも命がけでした。