糸永敦記者:
「駐車場がいっぱいとなり、主催者が用意したのは会場からおよそ10キロ離れた七瀬川自然公園です。ここからシャトルバスで向かうことになります」

主催者は、会場から離れた場所に車を停めてバスで移送するパーク&バスライドや、主要駅からのシャトルバスなど様々な交通手段を組み合わせて導入。最大のポイントは、夕方5時半の開演に向け、午前9時台から時間帯を区切って駐車券やバスチケットを販売。来場を分散させる狙いです。
県公園・生活排水課 藤井義久さん:
「バスでの来場はドーム周辺の車両の数を減らして渋滞の抑制に効果的です。今回は交通規制は行わずとも、主要な交差点で信号操作を行えば問題ないと考えています」
15年ぶりの開催の裏には、これまでの誘致活動が実った経緯があります。今回を機にドームの魅力を発信し、さらなる活用につなげたい考えです。
県公園・生活排水課 藤井義久さん:
「地元で見られるのは楽しみでもあるし、誇りにもなると思っています。今回を成功事例として、しっかりと大規模イベントの誘致に取り組んでまいりたい」

大分の音楽シーンに刻まれる白熱の2日間。街のにぎわいを生み、大型イベント開催の可能性を広げる試金石となりそうです。