「残された者は死を選ぶしかなかった」満州開拓団・豊村の集団自決　8月15日の終戦で始まった悲劇　生存者などの証言　山梨

郷土史研究家　相原千里さん：
「満州の豊村分村で亡くなった人たちの慰霊碑」

豊村は現在の山梨県南アルプス市にありました。

郷土史研究家　相原千里さん：
「（農村の）経済更生の決め手のための満州移民を持ちかけた。村のため、村も豊かになると説得された」
「三寒四温でいい所で、土地が10町歩（約10ヘクタール）もらえるとか」

満州国は日本が中国東北部に作った傀儡国家で、その開拓は食料増産や旧ソ連との国境防衛などを目的に推し進められていました。