14日は晴れ間もあるものの雲が多く、蒸し暑さが続く見通しです。最高気温は、30℃前後まで上がる予想で、13日よりやや低くなるものの湿気が多く、熱中症への注意が必要です。

14日の予報

北海道の東に高気圧が来ており、予想よりも晴れ間が多くなっています。一方、西日本は太平洋高気圧に覆われ、大阪では最高気温が37℃まで上がる予想です。

宮城県内はそこまでの極端な暑さにはならないものの、仙台では日差しが届き、最高気温は30℃まで上がる見込みです。13日より気温は低めですが、湿度は上がって最小湿度は65%ほどにしか下がらず、熱中症に注意が必要です。

14日夜の気温はあまり下がらず、明朝の仙台の最低気温は24℃の予想となっています。

蚊に注意

今日のような25℃から30℃の気温は、蚊が最も活発に活動しやすい温度だそうです。環境省によると、極端に暑いと蚊の活動は鈍くなりますが、今日のような気温帯が最も活動的になるとのこと。お盆休みでお墓参りなどに出かける方は、草むらの近くでは虫除けスプレーを持っていくことをおすすめします。

地域別の予報

  • 仙台市内: 雲が広がりやすいですが、東部を中心に晴れ間もあるでしょう。湿気がやや多いものの、洗濯物は外で乾かすことができそうです。

  • 名取から七ヶ宿: 予報よりも日差しの届く場所が多くなりそうです。最高気温は27℃から30℃と昨日と同じかやや低いでしょう。

  • 石巻から栗原: 昼前にかけて雨がぱらつく所があるかもしれませんが、基本的には曇りや晴れでしょう。石巻では南東の風が平均5m前後吹く見込みです。

  • 気仙沼から鳴子: 曇りや晴れで天気の大きな崩れはないでしょう。明朝の最低気温は気仙沼で22℃と、今朝よりも少し高めとなりそうです。

水不足の状況と今後の天気

県内は今月に入って前線などの影響で、先月に比べると雨が降りやすくなっています。昨日までの10日間の降水量は、仙台から南の地域では70mm以上で平年よりやや多い状況ですが、ダムの貯水率が少ない県北部では40mm以下と平年より少ない状態が続いており、水不足の解消にはまだ時間がかかりそうです。

15日は低気圧の影響で一時的に雨が降る予想です。早ければ朝から県北部の山沿いに雨雲がかかり、次第に県南部へ移動していく見込みです。大気の状態が不安定になるため、局地的に雷を伴って雨足が強まるおそれがありますが、昼過ぎには止むところが多くなるでしょう。

土曜日以降は太平洋高気圧の勢力が強まり、晴れる日が続く見通しです。まとまった雨はしばらく降らない見込みで、水不足の影響がさらに広がることが懸念されます。

気温も上昇し、最高気温は連日32℃以上、日曜日から月曜日には高いところで35℃に達し、猛暑日となる可能性があります。健康管理に十分注意しましょう。

お盆の帰省と厳しい残暑

全国的には北海道や北陸で時々雨の降る日がありますが、その他の地域は高気圧に覆われて晴れる日が続き、残暑がより一層厳しくなる見込みです。

お盆休みで宮城に帰省している方も多いようですが、首都圏は週明けに厳しい残暑となる予想で、東京では月曜日に37℃まで上がる可能性があります。これは今年の最高気温(8月6日の37℃)に並ぶ値です。Uターンを予定している方は無理をしないよう心がけてください。

今日は蒸し暑くなりますので、熱中症に十分ご注意ください。