「直前まで剣を…」舞台経験がキラリ!気迫の逮捕術に挑戦

続いて向かったのは、柔道場。行われていたのは、警察官が凶器を持った犯人を確保するための「逮捕術」の訓練。道具を持たない種目・徒手(としゅ)や警杖(けいじょう)と呼ばれる長い棒を持つ種目があります。

激しくぶつかり合う学生たち。「ヤー!」という気迫のこもった声と、「バシッ!」という警棒のぶつかる音が柔道場に響きます。

岡部泰宏指導科長「良かったら体験してみますか?」

IMP. 鈴木大河さん「体験ですか…?」

少し不安げな大河さんでしたが、道着に着替えて、訓練にチャレンジ。使うのは、警察官が持つ実際の警棒を模した訓練用の警棒。竹で出来ているので、かなり固いといいます。教官から警棒の使い方を教わると…

IMP. 鈴木大河さん「ちょっと申し訳なくなってしまう…」

最初は遠慮がちだった鈴木さん。しかし、すぐにコツを掴むと教官から「上手です」とお褒めの言葉が。「直前まで剣を持って舞台をやっていたので」と、舞台経験で培った才能がキラリと光ります。

そして、いよいよ学生を相手にした30秒間の実戦形式に挑戦です。相手の西田さんは防御のみという条件。果敢に攻め込む鈴木さんでしたが、鉄壁のガードをなかなか崩せません。

結果は、惜しくも一本ならず。それでも積極的に挑む姿に、相手の西田さんからは「動きがかっこよくて素晴らしかったです」と称賛の声が。

訓練の厳しさと、学生たちのレベルの高さを実感した貴重な体験でした。