
親族の証言や資料などから当時のことを学び、今は語り部として活動し、去年、自身の証言をDVDに残しました。
大勢の人の日常と未来が奪われたあの日から80年。
遠山さんは世界で戦争への風潮が高まっていることに危機感を募らせます。手記には戦争の悲惨さをこうつづりました。

~遠山さんの手記~
「戦争の目的は勝つことにあり、そのためには手段を選びません。人は戦争の道具となり人間らしい感情は捨て去らざるを得ない状況になっていくのです」
そして、戦争のない世界を願い続けます。

遠山睦子さん:
「戦争になったら正常な考えではなく人間が道具になってしまう。戦争だけはしないでほしい」