1945年8月6日午前8時15分。


広島に原爆投下。

3歳のときに広島で被爆 遠山睦子さん:
「爆心地側がガラス張りだったので、(ガラス片が)布団中にあったからもう少し寝ていたら今ここにいないかもしれない」

遠山さんが生まれたのは今の広島市西区草津本町。自宅は爆心地からおよそ4キロの距離でした。

家の屋根が崩れ落ちたものの幸いケガはありませんでした。

3歳だった遠山さんは当時のことを覚えていませんが、幼いながらに抱いた恐怖心は今も残っています。

遠山睦子さん:
「やたらと怖さだけ」
「戦後、小学生の時代に映画館へ学校からみんなで原爆の映画を見にいったけれど、怖くてイスの下にもぐって見られない。精神的な怖さだけ。傷はないが…」