「足元の日常を見つめることが大切」

新城俊昭さん:
「日常の暮らしの中で平和は作り出されていく。戦争もまた然り。私たちは今の足下をしっかりと見ていくことが重要」「6.23(沖縄慰霊の日)だけで私たちは平和教育をしているんじゃない。日常の暮らしのなかで常に平和と向き合っているんだ、ということなんですね」

講話を聴いた教諭:
「ただ、“戦争って恐ろしいよね” だけではなくて、なぜ起こったのかという背景を押さえて、つなげていけたら」

「身近な人を思いやったり、お互いが助け合ったりということがベースだと感じたので、人間的な教育を意識的にやっていく必要があると思った」

沖縄の歴史を深く見つめ、ウクライナやガザ地区で今、何が起きているのか、「今」と照らして平和を考えることも重要だと話していました。

そのためには、年間を通した平和学習のカリキュラムが確立が必要。そうすることで、より体系的な学びにつながるのではないかと新城さんは指摘しています。