「平和ってトータルで見たら色んな問題があるでしょ。それを教えず沖縄戦だけ教えている。それじゃいけないでしょ」
長年、高校の歴史教諭として教壇に立ちながら平和教育の重要性を訴えてきた、沖縄大学客員教授の新城俊昭さん、74歳。これからの平和教育について強い願いを持っています。
取材に訪れた日、中堅の年代の高校教諭に向けた講話で、語りかけました。

新城俊昭さん:
「現在の “平和” と私たちはどう向き合うかということも、しっかりと考えないといけないんじゃないか。いつまでも “沖縄戦、あぁ怖かった” じゃ、すまないんじゃないの? 」