鹿児島県姶良市で住宅が全壊した土砂崩れ現場できのう10日、心肺停止の状態で見つかりその後、死亡が確認された女性について、県は、きょう11日行方不明となっていた女性と明らかにしました。

姶良市で8日、記録的大雨によって住宅の裏山が崩れ、住宅1棟と倉庫2棟が全壊しました。当時、家にいた60代の母親と30代の次女は救助されましたが、30代の長女の行方が分からなくなっていました。

10日、現場のがれきの下から女性1人が心肺停止の状態で救助され、11日午前、県警が死亡を確認しました。

県や県警によりますと、DNA鑑定などでこの女性は行方不明になっていた30代の長女と判明したということです。

今回の大雨で、県内では1人が亡くなり5人が軽いけがをしています。