8月6日に福岡市東区の博多湾で見つかった人の上半身や右足などについて、警察は福岡市の無職の男性(73)であると発表しました。

福岡市東区では6日午前、西戸崎の海岸で太ももの付け根から足先までの人の右足が見つかり、夜には約4.5キロ離れたみなと香椎の海上で下半身や腕などがない成人男性とみられる遺体が発見されました。

発見された遺体について警察がDNA鑑定や鑑識作業を進めた結果、11日、福岡市中央区に住む73歳の無職の男性であることが判明しました。

死因についてはわかっておらず、遺体の傷は死亡後に船のスクリューによってできたとみられています。

警察は男性が死亡した原因について、事件と事故の両面で捜査を続けています。