富山県内は前線や湿った空気の影響で、12日にかけて大雨となるところがある見込みです。警報級の大雨となる可能性もあり土砂災害や河川の増水などに注意・警戒が必要です。

9日から断続的に雨が降っている県内。現在、富山市、上市町、立山町には大雨警報が発表されています。

富山地方気象台によりますと、降り始めから11日午前5時までの降水量は、上市町東種で49.5ミリ立山芦峅で46.5ミリなどとなっています。

雨は小康状態となっていますが夕方からは雷を伴って激しく降るところがある見込みで、12日正午までの24時間予想降水量は東部・西部ともに多いところで120ミリとなっています。

気象台は、雨雲が停滞したり予想よりも発達したりした場合は、警報級の大雨となる地域が拡大するおそれがあるとし、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒するよう呼びかけています。