地域別の予想雨量、最大で24時間120ミリに

9日に予想される1時間降水量は、山陽地方、山陰地方ともに多いところで30ミリとなっています。10日になると、両地方とも1時間降水量は多いところで40ミリに増加する見込みです。

24時間降水量については、9日午前6時から10日午前6時までに予想される量は、山陽地方、山陰地方ともに多いところで80ミリです。さらに、10日午前6時から11日午前6時までには、両地方とも多いところで120ミリと、より多くの雨量が予想されています。その後、11日午前6時から12日午前6時までは、両地方とも多いところで80ミリの降水量となる見込みです。

土砂災害や浸水害に警戒、雷や突風にも注意を

この大雨により、中国地方では土砂災害、浸水害、河川の増水に十分な注意が必要です。特に山間部や急傾斜地では土砂災害の危険性が高まります。また、都市部では道路の冠水や低地の浸水にも警戒が必要です。

さらに、大気の不安定な状態により、落雷や突風の可能性もあるため注意が必要です。屋外での活動を予定している方は、天気の急変に備え、最新の気象情報を確認することをお勧めします。

なお、前線の位置や低気圧の進路によって、実際の雨量や影響を受ける地域が変わる可能性がありますので、今後の気象情報にご注意ください。