今月下旬から早生品種の稲刈りを始めるという宮本さん。水不足の解消となるのか不安は残ります。


飯山市によりますと、市内に50余りあるため池の水位が軒並み例年と比べて低くなっています。

その中でも、市内の柳原(やなぎはら)地区のため池は、例年と比べて40センチほど下がっているということです。

飯山市では、6日は雨が降ったため行いませんでしたが、すでに給水車で田んぼに水を入れる対応を始めるなどしています。


飯山市農業政策課 春日直樹担当参事:「やはり2か月近く、まったく雨がない状況なのでため池や山の沢水が少なくなっている状況です。その中でいつもより早く抜いたりすれば、今後2週間くらいで終わるか終わらないかといったところです」

飯山市では、週末も再び雨が降る見込みですが、コメの生育に欠かせない水の不足が解消するかどうか、農家の心配は続きます。