ウクライナで侵攻を続けるロシア軍の上官クラスの間で、部隊の遂行能力に関する不満が広がっていると、アメリカ国防総省の報道官が明らかにしました。
米国防総省 カービー報道官
「多くの部隊で若い下士官の間の士気が低い問題を抱えているし、上官たちも自分や同僚の部隊の遂行能力に不満を感じている」
アメリカ国防総省のカービー報道官は13日、ロシア軍の兵士の士気の低さが今も続いていることを指摘した上で、上官クラスの間でも部隊の遂行能力に不満を抱いていることを示す徴候があると明らかにしました。
また、ロシアが強化しようとしているウクライナ東部ドンバス地域での戦闘について、比較的平らで開けた場所が多く、ロシア軍がまず戦車での攻撃や長距離の砲撃を多用してくる可能性があると指摘し、13日に発表したウクライナへの追加支援はこうした戦いに対応するものだとしています。
国防総省は、新たな支援の中に▼対戦車ミサイル500基や▼多目的ヘリコプター11機などに加え、▼生物化学兵器や放射性物質から身を守る装備や▼沿海域の防衛のための無人の艦艇が含まれることも明らかにしています。
注目の記事
党4役が辞意表明も石破総理は"想定内"? “総裁選の前倒し”迫るも…「やるもやらぬも茨の道」 自民党が向かう先とは【edge23】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

“ママアスリート”の先駆者・寺田明日香選手 葛藤と挑戦の日々【報道特集】

「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い
